建築家 伊東豊雄氏と考える 自分の気に入ったものを選び大切に使うこと

FUJITAKA meets PROJECT は、日本の文化人とのコラボレーションを行い、まだ知らない日本について知るきっかけづくりとなる活動を行っている。その一つとして行われたのが、数々の賞を受賞され世界的に活躍されている伊東豊雄氏とのコラボレーションラインであるI-toto シリーズである。

「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜県・2015 竣工) 写真:中村絵

建築に通ずるクリエイティブの考え方

建築物を設計する上で伊東氏が大切にされていること、それは現場での打ち合わせ。上質で良いものにするためにディティール・素材・色などへのこだわりは強く、それを現場のスタッフとサンプルを見ながらよく検討し決定することで質を高めている。そのこだわりは、商品のコラボレーションでも発揮された。
中の物に合わせて柔らかく変化する形、その形を追求するために、形状・素材への1年にも渡る開発の末、コラボレーションバッグは開発された。

伊東氏の建築を巡るプロモーションムービー

撮影場所

撮影:多摩美術大学

①多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)
(2007 年竣工、東京都八王子市)

連続するアーチの列が交叉する構造から成り、外観はガラスとコンクリート壁面が一体化している。
1 階フロアは周辺敷地と同じ勾配でスロープ上になっており、外部と内部に連続性が生まれている。
2 階の閲覧室は樹木の間にいるかのように感じられる。

②座・高円寺
(2008 年竣工、東京都杉並区)

杉並区立の劇場で、地上3 階・地下3 階、その中に3 つのホールやカフェなどを内包する。
外観は黒い鋼板コンクリートで覆われ、周辺環境と遮音の観点からあえて「閉じた」テント小屋のようなかたちをとっている。内部は丸窓から注ぐ日の光と照明の相乗効果で非日常的な空間を演出している。

MIKIMOTO Ginza 2
(2005 年竣工、東京都中央区)

ミキモトのセカンドショップビル。
パールピンクの外壁は鉄板の溶接によって目地のない仕上げとされ、内側のコンクリートと一体化された力強い構造体を形成している。不定形の開口(窓)は2フロアにまたがって開けられ、外観を特徴づけている。

(C)藤塚光政

自分の気に入ったものを選び大切に使うこと

「自分が気に入ったものは自ずから大切に扱い、綻びが生じても修理などして使い続けるので自然と長く使うことになります。」と伊東氏。
上質で良いものを選ぶこと、そして作ること。建築物を設計する上でも上質で良いものに仕上げるために現場での打ち合わせを大切にしている。「特にディティール、素材、色など現場担当のスタッフとサンプルを見ながら決定していくことで質を高められると考えています。」

毎日使いたくなる
さりげない高級感

構想から開発に1年以上の歳月をかけたこのI-toto。その出来上がりで伊東氏が満足したのが、さりげない高級感を感じられるつくり。その表現は、建築のデザイン同様、表現過多にならないようにすることに留意することで生まれた。デザインに対する誠実な熟慮を重ねることで、シンプルでエレガントな雰囲気を実現。FUJITAKA の職人の丁寧な縫製をベースとしたものづくりと伊東氏の丁寧なクリエイティブ。そのコラボレーションが毎日使いたくなるバッグを生み出した。

「台中国家歌劇院」(台湾・2016 年竣工)

中のものを包み込む2WAY スタイル

「上質の柔らかい革」をテーマに選ばれたイタリアンレザー。厳選されたヨーロッパ原皮を丁寧に鞣し、LWG 環境認証ゴールドランクに認定されたイタリア最大のタンナーが品質・安全基準に徹底管理した上品な牛革は、経年変化を楽しみながら「自然に内側に折れる形状」を実現しました。ショルダーカンの重みで自然に折れるようにし、収納量により変化するデザインにこだわり、容量のあるトートながらコンパクトなフォルムに仕立てています。鞄の形に中のものを合わせるのではなく、中のものに合わせて形が変化する2 WAY スタイル。日本の風呂敷のような柔軟性を備えた鞄へと仕上がりました。

POP UP EVENT

45色からのカラーオーダー会開催

3月23日(水) – 4月5日(火)

伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階バッグ
銀座三越 5階 バッグ&ラゲッジ
日本橋三越本店 本館2階 鞄・革小物・ベルト

4月13日(水) – 4月19日(火)

阪急メンズ東京 5階 ビスポークサロン